カメラ用品

エレコムのカメラバックレビュー!off tocoを半年以上使った結果

さかのぼること半年前。金沢に旅行するということが発端で、旅にピッタリなカメラバックはないものかといろいろ調べたワタクシ。

その時にサイズ感と機能、そして価格のバランスを色々検討した結果、Elecom(エレコム)のカメラバックシリーズであるoff toco(オフトコ)にたどり着きました。

今回はそこから今現在も使い倒している中で感じた良いところ・悪いところを踏まえたoff tocoのカメラバックレビューをしたいと思います!

買ったoff tocoは2気室式のリュックタイプ

今回買ったカメラバック、正式な商品名でいうと「2STYLEカメラバックパック(ハイグレード・Mサイズ)」である「DGB-S038シリーズ」になります。色は黒を選びましたので、型番としては「DGB-S038BK」ですね。

個人的な好みもあってリュックタイプ(バックパックタイプ)のカメラバックを長いこと愛用しています。以前は肩掛けを使っていたこともありますが、やっぱり片方の肩にかかる負担が辛く・・・。(カメラの出し入れはそれなりに良いんですけどね)

off tocoには肩掛けタイプもありますが、そういう理由もあってリュックタイプを選んでいます。

またこの「2STYLEカメラバックパック(ハイグレード・Mサイズ)」と書かれているだけあって、Lサイズの「2STYLEカメラバックパック(ハイグレード・Lサイズ)」も存在します。Lサイズだと大きいかな?と思ったので、私はMサイズの方を選んでいます。

実はサイズについてはちょっとだけ後悔している部分もありますが、それは記事後半でw

カメラバックの各部の機能はこんな感じ

この「2STYLEカメラバックパック(ハイグレード・Mサイズ)」というカメラバック。使い勝手はなかなか工夫されています。

本体下部は脱着可能なインナー付き小部屋

まずカメラバックということで真っ先に入れたいものはカメラでしょう。これは本体下部の空間がその役目を果たします。

サイドアクセスが可能で、取っ手的なファスナーを下げるとインナーケースが顔を出し・・・

こんな感じでカメラを出し入れできます。ちなみにカメラはキヤノンのコンデジです。

またこのサイドアクセスは左右どちらからも可能です。

細かい気配りとして、サイドアクセスの蓋には磁石が入っているようで、ペタッとくっつきます。なのでファスナーの開閉がスムーズですね(^^)

そしてこのインナーはケースになっていますので取り外すことが出来ます。

インナーケースは仕切り板もつけられるので、入れるモノに合わせて代えると使い勝手がいいでしょう。

小分けしやすいポケットがそれなりにある本体上部

本体上部の部屋には小物入れ的なポケットが4つとファスナー付きのポケットが2つ設けられています。

こんな感じで背中側と表側にあります。サイズ感としては、小物入れ的なポケットがそれぞれ名刺や入れが入るくらいの大きさです。

ファスナー付きの方はポータブルのHDDが入るくらいな大きさです。厚みのあるものは苦手ですね。

そしてこの空間の下部の仕切りはファスナーで開閉できます。

そのため下部の部屋と繋げて一つの空間として使用することも可能です。

繋げてあげれば厚みのある大きいものも入ります。

背面にはパソコン+書類入れ的な空間

背中と一番近いところにはパソコンや書類などの薄いものを入れる空間があります。

2つに仕切られていて、仕切りにはそれなりの厚みがあります。

サイズ感としては14.1型のノートパソコンまでなら(ゲーミングPCは除く)入りそうな感じですね。

小物入れ的ポケットが2つある本体外側

本体の外側には薄いものを入れられるポケットが2つあります。

大・小という感じで、大きい方は折りたたんだ新聞、小さい方はフェイスタオルが入るくらいのサイズ感となっています。

クッション性があって背負い心地抜群!な背面とショルダーベルト

ココすごく大切!この「2STYLEカメラバックパック(ハイグレード・Mサイズ/Lサイズ)」はショルダーと背面のクッションが凄い分厚いんです。

他のoff tocoだと薄いのもあります。かばん本体そのものが軽量・コンパクトなら入れるモノも必然的に軽いものが中心でしょうからそれでいいと思うんですけど。。。やっぱりクッションはそれなりに厚みがあって負担を軽くしてくれる方がイイです。

適度に隙間も空いているので通気性も良さそうですね!

off tocoに使っているカメラやパソコンなどを入れてみた

さて、旅行に仕事にと使っている私のoff tocoのリュックサック。普段にれているものを詰めた感じはどうなるかというとこんな感じです。

仕事で使うものを一式入れるとこうなる

まず普段の仕事道具を入れるとどうなるかというところ。仕事柄打合せでパソコンとその関連品を持ち運ぶことが多いのですが、だいたいこんな感じです。

普段かばんに入れているもの

  • ノートパソコン
  • コンデジ
  • (場合によっては)一眼レフ
  • 筆記用具
  • 書類
  • 折り畳み傘
  • 身だしなみグッズ

仕事道具をかばんに詰め込んだ状態

まずパソコンと書類は一番背中に近いところにある場所ですね。仕切りがあるので書類とパソコンをキッチリ分けられるのがうれしいです。

ちなみに普段使いはレッツノートのRZっていう10.1型のノートパソコン。小さい機種なので結構奥まっちゃいますけど、不自由はしませんw

で、本体上部には筆記用具だったり身だしなみグッズ(ティッシュ、洗顔シートとかガム、目薬等)が入ってます。

細かいポケットは花粉症の時期にはスゴく重宝しますねw

そして最下部はインナーケースを取外し、折り畳み傘などその他のモノを入れています。一応普通の折り畳み傘なら横向きに入ると思います。

旅行に行くときに使うものを入れるとこうなる

旅行といっても荷物が少ない方の私。「2STYLEカメラバックパック(ハイグレード・Mサイズ)」はコンパクトな類のリュックサックになりますが、一泊二日(場合によっては二泊三日)も行けます。

実際に関東近郊から金沢まで新幹線で行く一泊二日コースだとこんな感じでした。

新幹線で金沢旅行へ行ったときの荷物

  • 着替え(下着とインナーが中心)
  • ノートパソコン
  • コンデジ
  • 旅行のパンフレット
  • 充電系のケーブル類

(まぁ、少ないですよね・・・)

旅行の荷物をかばんに詰めてみた

パソコンとか旅行のパンフレット(旅行雑誌ですね)は背面のポケットが定位置。取り出しやすくて助かります。

デジカメはインナーを装備して下部の部屋に入れます。

この下部の部屋の反対側にはACアダプタとか充電系のケーブル類が入っています。

上部の部屋には圧縮袋にまとまった着替え関係と細々したもの(イヤホン、ガム、筆記用具等)が入ります。

割り切りは必要ですけど、私の場合は国内の1泊2日ならこれで十分な感じです。

今感じている2STYLEカメラバックパックの良いところ悪いところ

この記事を書いている時点ではかれこれ半年間、仕事・プライベート問わず、off tocoと使い倒しました。その中で感じた良いところ・悪いところに触れたいと思います。

このoff tocoの良かったところ

サイズ感がとてもちょうどいい

カメラバック欲しいけど、パソコンも持ち運ぶし、ストロボも場合によっては・・・でもゴツいバックは嫌。という方にはこのMサイズのサイズ感がとてもちょうどいいと思います。

カメラ+ストロボ+ミニ三脚+パソコンと綺麗に収まり、無駄に感じることもないサイズ感になっていますし、「ガチのカメラバックです」と主張しない感じも気に入ってます(^^)

リュックタイプでありながら、背負わない時も収まりが良い

リュックタイプ(バックパック)って、背負っていない時のおさまりが悪いモデルって結構ありますよね。

例えば、電車に乗って膝の上に置いたり、ほんのちょっとした短い距離の移動で背負わずに持ち運んだりなど。

このoff tocoは取っ手が背面と前面に付いていているので、手提げ的に持っているときのバランス感や持ち運びやすさがすごくいいです。

また腰ひも(バックル?)も無いので、手で持っているときにショルダー関係の紐を引きずらずに済みます。

肉厚のショルダーのおかげで肩や腰への負担が少ない

個人的には他のoff tocoと天秤にかけたときに、サイズ感とこのショルダー部の作りのしっかり感で「2STYLEカメラバックパック(ハイグレード・Mサイズ)」を選んだようなものです。

肩掛けよりも身体への負担が少ないとはいえ、やっぱりショルダー部の作りの良しあしで背負って移動しているときの疲れ具合は別物。

これだけしっかりしたクッションが採用されていますから、サイズ感相応に荷物を詰めても、「ショルダーが肩に喰い込んで痛い」ということはほとんどありませんでした。

ちょっと残念に感じたところ

今のところ不満で手放す・買い替えるということはないですが、それでも使っていく中で感じる残念ポイントはやっぱり出てきます。私が感じたところはこんな感じです。

フルサイズの一眼は運べないかも

これが一番ガッカリしましたw

「2STYLEカメラバックパック(ハイグレード・Mサイズ)」だとサイドアクセスが出来る本体下部のカメラ収納部には、キヤノンでいうところの7Dや5Dは入りません・・・。

縦グリップ付きの機種が入らないのはしょうがないにせよ、ハイアマチュア向けの機種はどうにも入らないです。たぶんですけど、kissや6Dなどのコンパクト系の一眼レフなら運べるんではないでしょうか。(結構きつそうですけど)

「2STYLEカメラバックパック(ハイグレード・Lサイズ)」にすれば入るのかもしれませんが、検証はしていません(^^;
「2STYLEカメラバックパック(ハイグレード・Mサイズ)」でハイアマチュア向けの機種を入れようと検討している方はご注意を。

ちなみに・・・

インナーケースなどに入れなければ、上部の空間には入りますw

5D(mark3)とストロボ+αを持ち運ぶときはこういう感じで入れています。

あんまりおすすめはしませんが、一応入りはします。(完全なる自己責任ってやつですね)

気が付くとショルダーの長さが変わっている

以前、別のoff tocoを使っていた時ほどではありませんが、気が付くとショルダー部の長さが変わっているということがあります。

背負う⇔降ろすの繰り返しで起こることだと思いますけど、off tocoのリュックのショルダーはバックルがちょっと貧弱なのかもしれませんね(^^;

それでも、以前使っていたoff tocoよりはずいぶんましになりました。

ちなみに・・・

off tocoではないですが、同じElecomのがちなカメラバック、「GRAPH GEAR NEO」を半年ほど使っていますが、こちらではそういうことは起きていません。

off tocoのカメラバックシリーズはこういう人におすすめしたい!

さて、愛用しているoff tocoの「2STYLEカメラバックパック(ハイグレード・Mサイズ)」についていろいろと書いてきましたが、総評としては気に入っている感じです。今のところは壊れない限り、他のカバンへのスイッチは無いと思います。
(がちなカメラ用途の場合にはGRAPH GEAR NEOを使いますし・・・)

そんなoff toco。カジュアルにカメラや相応のモノを入れた運びたいという方には大変おすすめです。特に「カメラバックが欲しいけど、カメラバック感が強いのは嫌」という方にはぴったりではないでしょうか?

よく「インナーケースにカメラを入れて普段使っているかばんに入れる」という方もいらっしゃいますが、個人的にはおすすめしません(^^;

というのも、かばん開ける⇒インナー取外し⇒カメラを取り出すというカメラを出し入れする動作の中で、カメラを落として壊すというリスクもあるからです。

今回のサイドアクセスが可能なoff tocoも、カメラの出し入れの際にカメラを落とすリスクはゼロではありませんが、それでもカメラの出し入れに必要な工程が少ない分、リスクはグンと減ります。

カメラバックを選ぶくらいならきっと、あなたは写真を撮ることやカメラが好きなはず。だとしたら、カメラの出し入れがし易くて写真が撮りやすく、かつカメラを安全に守ってくれるカメラバックが断然おすすめ(^^)

このoff tocoシリーズなら、カメラを運ぶ以外でもカジュアルに使えるカバンが多いので、ぜひ検討してみてください♪

Elecomのカメラバック、off tocoシリーズの詳細はこちら

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