AdobeのAcrobatReaderを使用していて、下記のようなエラーに遭遇したことはありませんか?
メッセージがこの「印刷するページが選択されていません。」というもの以外にも下記のエラーも起こったりします。
- 「PDFが印刷できない」
- 「文書を印刷できません。」
- 「描画エラーが発生しました。」
実はこれ、AcrobatReaderでは結構あるあるのトラブル。
PDFを閲覧するときにほとんどの方が使用されているであろうAdobeのAcrobatReaderシリーズはたまに裏切ることがあって、PDFの内容は見られるんだけど印刷ができない!ということがたまに起こったりします。
こうなってしまった場合、下記の2つの設定を変更することで回避することができます。変更自体はとても簡単です。それでは図解していきます。
Acrobat Reader 印刷できない場合の対応方法
今回はAcrobatReader DCのバージョンでの説明となります。まずは設定変更を行う必要がありますのでメニューバーの「編集」⇒「環境設定」と進んでください。
環境設定画面が開いたら、下記の2つの設定を見直すことで回避できます。
文章の表示モード変更
左サイドにあるメニューバーの中から「文書」を選択します。そしてページの中ほどにある「PDF/A 表示モード」の「PDF/A モードで文章を表示(M)」のプルダウンメニューをクリックし、「適合しない」を選択します。
セキュリティ(拡張)の設定変更
今度は再び左サイドにあるメニューバーの中から「セキュリティ(拡張)」を選択します。(ただの「セキュリティ」の方ではありません。)
比較的上部の方にある「拡張セキュリティ」内の「拡張セキュリティを有効にする(E)」にチェックが入っているかと思いますので、それを外してください。
変更が終わったら確定し、再起動
上記の2か所の設定変更が終わりましたら、AcrobatReaderを必ず再起動してください。そうすることで今回の設定変更が適用され、印刷できなかったエラーが回避できるはずです。
PDFが印刷できない場合の回避方法
いかがだったでしょうか?PDFが印刷できないでつまづく場合の大半はこの方法で回避できます。
正直、Adobeのソフトって不定期にアップデートがされ、その中のバグ等で今回みたいな印刷できないトラブルが起こったりします。
AcrobatReaderの印刷のエラーでつまずいた場合にはまずはお試しください!